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2010年6月24日 (木)

甲州のワイナリーから新発見!!

F1000470 ちょっと机の周りが汚いですが、なかなか斬新なラベルの甲州のワインです。

『+WA』と書き、発音は、『わ』と言います。前面にジャパニーズワインを謳って行こうという意志がはっきりしていてわかり易いですね。この『+』も日本の足し算では、和。そこを洒落たのもあるとの事でした。ラベルも細身の感じで、他国のワインとしては斬新な方であると言えます。ただ、こういった輸入もので、いわゆる”PB”(プライベート ブランド)は腐るほど見てきましたので、ある意味内容が伴わないと余計安っぽく見えるものです。まぁ、ラベルもクラシックなモノが好きな人もいますし、それぞれの好みではあるんですが

で、飲んでみると、ウマゥィィィィィーーー!!まじで。。!!今までの日本のワインとはちょっと違います。

白が好きな人だったら、なるほどっ!っと納得させる事が十分できる代物です。なんというか、ミネラル感、そして、酸味のバランスは非常にうまいと思いました。やっぱりおいしさって、バランスなんではないかと改めて実感しました。

そもそもは、この大和葡萄酒㈱さんが、我がお得意先に売り込みに来て、その関わりでウチに来てくれたんですね。そのお得意先が、恵比寿の”フィッシュハウス・オイスターバー”さんなんですね。だからこの先入観もあってか、単純に”カキ食べたい”という発想になりましたし、当然、ばっちり合うであろうと簡単に想像できました。その他、フレッシュさもあり、酸もばっちり効いていますから、魚でも十分いけます。

僕はこの酸が日本酒でも最近特に気にしている味なんですが、ワインだと特性上、いつも胸焼けに苦しむんですね。しかし、他の日本のワインと比べると、ただ酸っぱいだけのワインで、余韻がだらしないタイプと違い、ミネラル感がたっぷりなので、そこで調和がとれているのか、全く胸焼けは気になりませんでした。ほんと、お勧めです。来週から取扱い開始になります。

ところで、このワイナリーがすばらしいのは、”+WA”のミネラル感を出すための苦労です。そもそも哲学があって、日本の水は軟水であり、日本のワインは熟成には向かない事を挙げています。昔、海の無い山梨県では、静岡県から貝を煮て持ってきていたそうで、それが未だに文化として残っているそうです。で、最近では、この貝殻が産業廃棄物として問題化し、そこに目を付けたのが、このワイナリーな訳です。試行錯誤の上、高温で焼いた貝殻を1センチ以下に砕き、土壌に蒔く。このようなミネラルを吸収させて結果が出るのは、遅効性であるため、葉っぱにも蒔いているそうです。あっ、決して急ぐために葉っぱに着けているのではなく、より、吸収させるためだとか。で、熟成にも耐え、ミネラル感いっぱいの、この『+WA』を造り上げたわけなんですね。それを聞いただけでもう、このワイナリーのファンになってしまいます。まぁ、とにかくお勧めの1本です。

ちなみに、温暖化の影響で山梨の盆地ではワインを造るための葡萄が出来づらくなっているんだとか。食用の葡萄は贅沢に育てますが、ワイン用の葡萄は水も少なめ、葡萄の房(粒)も少なめで、昼夜の寒暖の差が大きくなければなりません。ある意味葡萄の木を虐め倒す感じです。だいぶ食用とは違うんですね。でも、そうしてできたワイン用の葡萄は最高な訳です。ワイン用はドMなんですね。特に温度差がないと赤ワインの色が薄くなるんだとか。それで、最近では長野の方へ移している話も聞きました。ちょっとした雑学です。

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コメント

ワインは苦手な方ですが
説明を読んでいて呑みたい気分になりました!
流石ですね^ ^

投稿: まさヤン | 2010年6月24日 (木) 22時01分

コメントどうも。これはいいワインです。まじで。
今度の会合に持っていきましょうか?
ってしばらくそんな会合も無いようですが。。。

投稿: 取締をする役 | 2010年6月25日 (金) 09時24分


WAでは無くWΛだと思います

Λ探すの苦労しましたよ マジデ・・・・

投稿: AAA | 2010年7月 5日 (月) 16時19分

AAAさん、ご指摘ありがとうございます。
確かにそうでした。
ギリシャ文字のラムダですね??
しかし、このワイン、ご存知だったんですか??

投稿: 取締をする役 | 2010年7月 5日 (月) 17時45分

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