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2010年3月29日 (月)

千代むすび(鳥取)試飲会 その2

F1000355千代むすび 純米吟醸 山田錦

鳥取県産山田錦を使用。精米歩合50%

日本酒度+3 酸度1.3 Alc.16~17度

1.8L 2940円 720ml 1470円

酒造りの中で、高級酒を作る際には欠かせない山田錦。兵庫県産が一番有名で、価格も一番高いですが、その兵庫県からベルト伝いに広がった場所である鳥取県の山田錦ですから、品質は間違いないもののようです。いわゆる典型的な山田錦の香りと、味わいが広がりますが、やはり、香りは押さえ気味。その分、味が解り易く、はっきりとしています。灘のお酒のような感じではなくて優しい味わいが広がり、余韻も山田錦の豊かさがほのかに残ります。

しかし、前回の強力のインパクトが大きかったため、個人的にはこの山田錦は全体的に優しすぎるようにも感じました。ただ、”千代むすび”は全体的に味が出ているタイプになるので、比べて飲まなければこの山田錦も十分楽しめるお酒であるとおもいます。

H195kanjyuku千代むすび 完熟純米

山田錦、玉栄、五百万石を使用。精米歩合55%

日本酒度-2.5 酸度1.4 Alc.16~17度

1.8L 2898円 720ml 1449円

写真を撮り忘れてしまいました。で、ちょっと絵が粗いですが。

いわゆる熟成酒です。タンクにて冷蔵貯蔵3年以上寝かせています。純米吟醸と純米のブレンドだそうですが、綺麗で柔らかい味に仕上がっています。前にも書きましたが、このタイプのお酒は中々難しい評価になります。私の先代の時代では在庫になってしまったお酒はこのように黄色っぽくなり”ヒネ香”とか言って特有の香りが出ます。また、トラックで配達する際、朝から出て夕方の納品になったりして直射日光に当たるとかなり日焼けして(実質は紫外線で)色が付き、味にも変化が生じます。また、味は紹興酒のような後味が残ります。

昨今では古酒バーなどあって、長くじっくり寝かせた日本酒専門店もあります。ちょっと旬な時から時間が経過しているのでまだあるのかどうかは知りませんが。。。

で、このお酒、やんわりとした熟成香(≒ヒネ香)があり、味わいでは、余韻には甘さを感じる中に紹興酒の最後の余韻を感じます。これって、全体的に心地が良い。。。僕は長期熟成の会なんていうのに行ったりして少しばかり古酒の味の訓練をしたので自分なりに結論付けています。正解かどうかは解りませんが、まず、先ほどの1日で変わってしまうほどの急激な変化ではなく、ゆっくりとした時間をかけた熟成を行っているものは軟らかい味になっていると感じます。そして、香り。匂いを嗅ぐと必然的に甘みを感じるようになっていて、急激なものはやはり、酸っぱい感じがあります。ですから、この完熟純米に関しては非常に丸く(軟らかく)優しい味に仕上がっているように感じました。このような熟成酒は、いろいろ飲んでみて試してみるとわかるようになると思います。新酒のみしか飲まない方には解らない世界ですね。無濾過生原酒なんかとは対極ですね。

今回は鳥取の千代むすび酒造さんに当社に来て頂き説明して頂きました。NHKの水木しげるの”ゲゲゲの女房”に関する商品も限定で出しているそうです。(幼少期育ったのがこの境港なのだそうです。)ある意味いろいろチャレンジャーな会社としても面白い蔵元さんではないでしょうか?ほんとにお世話になりました。

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