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2010年2月16日 (火)

新潟 鶴齢の旅 その二

Dsc00001 二日目の12日に青木酒造へ伺いました。鶴齢の郷です。実は5年前くらいに行ってから2回目になるのですが。

蔵の前の道は、”牧之(ぼくし)通り”と言って、商店街自体が黒と木の茶色を基調とした昔の建造物の町並みが復元されていて非常に綺麗です。その中心にこの青木酒造があります。”鶴齢(かくれい)”の名前は江戸の文人である鈴木牧之が付けたそうです。Dsc00032

こちらは青木社長のお母様です。ザ蔵元という感じではなく、店舗も非常に綺麗でこのお母様と、社長の奥様のセンスがすばらしいのではないでしょうか?

Dsc00005 ところで、こちらは洗米機です。過去にいろいろな蔵元を回ってきて見ていますが、それぞれ多種多様です。もちろん、時間を計っての手洗い形態もとられていますが、このような機械の中で一番お米に傷が付かない機械だったと思います。上から米が入り、水と混じりあい、流れのゆっくりな渦を描きながら脱水機の方へチューブを伝っていきます。これは前回の時にはなかったものです。

酒米にやさしい機械です。これも拘りなんですね。

Dsc00012

これは麹室の中のお米。綺麗で均一に精米された様子がわかります。少し手にとって食べてみると、正に”外硬内柔”。食用には硬いので適しませんが、これが酒米には最高なわけです。簡単に言うと外が硬いのは麹菌が均一に付けるように。そして中が柔らかいのは中心に向かって麹菌の根が張れるように、ってなわけです。この麹室は酒蔵の繊細な部分。しかしここにも拘りがあって麹の重さも量れるようになっています。差し引きで水分量がわかるわけですね。

Dsc00022 写真は青木社長です。ちょっとポーズをとっているように見えますが、説明中だからです。

いろいろ説明してもらいましたが、かなりの拘りを持たれています。獺祭の社長と共通しているのは、お酒造りに関して良くなる確率がある投資は惜しみません。つまり設備投資。洗米機、麹種付き機、放冷機などオリジナルだそうです。解り易い哲学ではありませんか?しかしそれが面白い。そういう考え方から生まれたお酒が鶴齢で、旨いわけです。

やっぱり人が造る物だから、蔵元さんの考え方とか人柄がすべてはないかとつくづく思います。誰一人酒蔵の人で、まずい物を造ろうとしている人はいないけど量を造る事に特化したり、利益重視になり過ぎたりしておかしくなっていくわけです。この揺ぎ無い、太い信念があるからこそ良いお酒ができ続けるんですね。

とにかく青木酒造のお酒はうまかった。これ本当。ちなみに雑誌、食楽で純米部門の横綱に先日選ばれたそうです。なかなかすごい事なんですよ。

鶴齢(かくれい) 純米吟醸 1,800ml 3,045円 

この純米吟醸は新潟県内産、越淡麗100%です。越淡麗は山田錦と五百万石の掛け合わせなんですが、僕の感覚では両者の米の”いいとこ取り”したお米です。柔らかさと旨みは最高です。是非お試しあれ!!

最後に。青木社長、阿部さん、本当にお世話になりました。結果出さなきゃね。

地酒・和酒の専門 正規特約店 株式会社タカハシ栄春 芋焼酎 『縁(えにし)』

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