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2010年2月25日 (木)

飛露喜(ひろき)の社長に会えた!

F1000332写真は左が21世紀酒屋塾小島先生、右が合資会社 廣木酒造本店社長さんです。

昨日24日に21世紀酒屋塾があり、その講演で廣木(ひろき)社長が話をされました。年齢は43歳。僕より5年くらい先輩ですね。

元々はシーグラム(キリンビールの洋酒)の社員だったそうです。3年ぐらいして実家に戻り、そして数年後ご尊父が亡くなられ、ご自分で実際に杜氏として酒造りされて10年余ということでした。なんとなく境遇が似てるような。。。。

ご自分は運が良いと言われていました。きっかけはNHKの新日本探訪。取材側は母と子で小さな酒蔵を経営して苦労している姿を、雪景色と共に撮りたいという事だったようですがそれをアピールの場として捉えた事がターニングポイントになったとの事でした。その頃は”泉川”という前からのブランドのみで地元の一部と値段勝負の北海道のみの取引で正直相当苦しかったようです。

この放映後、最初に連絡があったのは地酒で有名な小山商店の社長とのこと。さすがというかやっぱり・・・と納得です。で、始めは新潟に似せた味を作ったが小山さんは納得せず、袋づりして出来立ての味を解ってもらおうとして無濾過生原酒を作成したところ好評を得たそうです。これが丁度2000年頃。確かに時代は酒マニアの中で無濾過生原酒が流行り始めていた事を思い出します。この頃僕も酒屋になったばかりでしたから。しかし、その基がこの”飛露喜”だったとは。その頃僕は知りませんでしたねー。

廣木社長が別に面白い事も言われておりました。それは杜氏について。杜氏さんといえば酒造りに欠かせない職人さんのことを指しますが、酒造りに関して余りに神格化し過ぎていると。だって、農大も出ていない人間が文献を読みながら実際、旨いと言われる酒を造れたのだから、と。おおー。確かに。かなり造りではご苦労されたとは思いますが、客観的に見ても確かに言えると感じました。杜氏さんも季節の出稼ぎに近いところがありますから実際にはそういう部分があったのかもしれません。しかし、以前から書いています”獺祭”にしても、次世代の酒としてある意味昔からのこの杜氏制度を排除していますね。今が有史以来最高の酒質になっていることを考えると、すべて杜氏任せというのは難しいのかもしれません。酒屋も頭を切り替えないといけない時代になりました。

さて、試飲もさせて頂きました。一部お伝えいたします。写真を忘れましたが。。。。

1、飛露喜 特別純米 生詰め 

ちょっと冷えすぎたのか香りは少なめ。ただし、味は濃い。いや、相当濃い。アミノ酸が多いという事なんだろうけど、これに合う食事はさらに濃いものだと感じました。塩を思い浮かべましたが。しばらく温度が上がってくると香りも出てきます。ちょっと印象と違っていました。

2、飛露喜 特別純米 無濾過生

上記生詰めと比べると、意外にも軟らかい気がしました。ただ、飛露喜特有なんでしょうけども味は濃いです。無濾過なんて無い時代に飲んだらかなりの衝撃なんでしょうね。だいたい+3程度と言っておられましたが、こういう数値的なことは関係なく、感応したままで納得すれば良いのではないかというお酒でした。

飛露喜は、今や十四代に次ぐブランドです。こんな商品を自分でも育てられるよう精進致します。ちなみに、生産量が1700石で、とても分けていただける様子ではありませんでした。商品が獲れないのは悪意があるとかじゃなく、そういう理由なんですよ。

地酒・和酒の専門 正規特約店 株式会社タカハシ栄春 芋焼酎 『縁(えにし)』

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